マクドナルドと日本のお米

 日本以上に欧州系の人々をよく見かけるシンガポール。

 

   この人々の不思議な点は、せっかく異国に来ているにもかかわらず、なぜかマクドナルドをこよなく愛するという点である。

 

   ホーカーなどで麺類やライス系を食べている欧米系は稀で、なぜか世界のどこへ行ってもファーストフードを好む傾向にあるようだ。

 

   これに関しては、似たような疑問を感じた人が過去に新聞記事を書いていたのを、日本で読んだことがある。

 

   彼らは、知らないメニューよりも、知っているメニューの方を好むらしい。ビッグマックとフライドポテト、コカコーラは世界中で食べられる。たまに来る旅行であっても、米や麺より、分かりやすいマクドナルドを選ぶというのである。

 

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   確かに、イギリス系民族の食文化は、われわれアジア人には想像できないほど淡白。ニュージーランド人がそうだった。肉500gにマッシュポテト大量、そしてバターとマーマレードをどっぷり塗りたくったパンだけを365日食べていても飽きない民族的傾向がある。

 

   それはグルメなフランスでも同じなのかは分からないが、とにかく一部の好奇心旺盛なバックパッカーのような若者を除けば、欧米人はアジア人が食べるものをあまり食べようとはしないようだ。

 

   その中でも、寿司は健闘していると思う。食生活と遺伝子で肥満割合が高い人々だから、ヘルシーなイメージも功をそうしているのだろう。実際、東南アジアも豊かになると同時に、肥満を気にする人々は増えている。健康器具や健康食品等のヘルス市場も拡大している。

 

   そう考えると、低カロリー、低脂肪で、見るからに健康的なイメージの日本食には、やはり世界的なチャンスがあるのである。

 

   しかしながら、そこに質がともなわなければ、また、コストを落とさなければ、輸出拡大を図ることは難しい。韓国料理の方が、実はシンガポールで食べる分には、安くて美味しいのではないか?油もそんなに使っていないからヘルシーなのではないか?(イメージ抜きで、値段なりの価値を提供しているのではないか?)ということがバレてしまえば大変。

 

   韓国はPOPの輸出に忙しく、食全般の輸出には力を入れていない。しかし、シンガポールへの輸送コストは韓国と日本なら、韓国の方が圧倒的に有利。

 

  いずれにせよ、競争が激しくなれば、いかに鮮度を保持して、いい素材、いい味を国外の人々に提供できるかが、生命線となるに違いない。

 

   そうなれば、和食文化の中核ともいうべき日本米を日本同様の鮮度で提供する弊社稲造米穀店に価値がでてくるというものである。

 

   シンガポール稲造米穀店を、どうぞよろしくお願いいたします。