稲造米の特長

 稲造のお米は、秋田からシンガポール出荷までの一貫した適温管理(15-18度)のもと、注文を受けた後に精米し、即日発送しています。

 

 そして、精米日当日、遅くとも翌営業日以内には、お客様のもとへお届けします。

 

 稲造米は、生産者や玄米の等級、サイズを選別した優良品種だけのピュアセレクト。


   だから、シンガポールでもっともハイクオリティーで、しかもその価値以上のお求めやすいお値段でご提供できていると、稲造は自信を持っています。

1.注文後精米

2.仕入はすべて特定専業農家から

3.等級とサイズの選定

4.日本からの一貫した冷温管理

5.スピード出荷、翌営業日まで配達

1.注文後精米

 

 シンガポールで市販されるお米のほとんどは、シンガポール国外で精米されてきたものです。日本米も例外ではありません。

 

 日本やアメリカなどから出港、シンガポール港到着から通関を経て、ずっと常温以上でスーパー店頭に並らんでいる時点で、それは酸化してしまった、いわば賞味期限切れのお米であるということです。

 

 精米後、お米表面の脂肪酸が酸化していくことで、お米の食味はどんどん失われていきます。

 

   例えば、精米直後は3.5だった脂肪酸度が、28日後には9にまで上昇(※)します。酸化スピードは保管温度に左右されますが、3.5→9は、常温保管の場合です。

 

※家庭用精米機メーカー・ツインバード工業(株)調べ

 

 精米日から数か月から1年近くたったお米をシンガポールではよく見かけますが、いったい、どの程度の酸化度なのでしょうか。少々背筋がすぅーっとします。

 

 日本では、常温化でお米を美味しく食べられる期間は、「精米から約1か月」といわれています。「脂肪酸度9」までが、おいしさの客観的目安なのでしょう。

 

 稲造米穀店は、もちろん玄米輸入のシンガポール精米。しかも、受注後の商品発送当日の精米だから、挽き立ての珈琲豆のような格別の香ばしさを放つ、酸化度ゼロのお米です。

 

 小回りの利く小型精米機で最低500グラムからでも精米可能ですから、大型精米プラントの大手さんとは異なり、作り置きする必要もまったくないのです。

 

 つまり、稲造米穀店は、日本のスーパーで買うお米よりもずっと新鮮なお米を、皆様のもとへお届けすることが可能です。

 

 同じような値段で買うなら、新鮮なお米の方にずっと価値があると思いませんか?

雪国の雄大な自然環境が、稲造米を育みます
雪国の雄大な自然環境が、稲造米を育みます

 

2.仕入はすべて特定専業農家から

 

 お米は、稲造が秋田や石川の生産者のもとに直接足を運び、水田を目の前に、品質はもちろん、生産環境にあたる水質や土壌、気候風土などを吟味。

 

 さらに、肥料や農薬の種類、使用法や容量、稲株の間隔や栽培スケジュール等々の詳細を伺ったうえで、購入を決定しています。

 

 一方で、スーパーのお米は大量生産品です。

 

 主に農協やその他の集荷業者が、履歴不明な片手間で作られた多数の兼業農家から集めたお米を、大まかな品質分類のみで全部一緒に精米しています。

 

 そのため、どうしても高くないレベルで平均化された、しかも、生産者の顔がまったく見えない規格品となり、なんでもありのお米になってしまいます。

  

 稲造は、生産者が「私が生産しました」と胸を張れるよう、低品質なお米を混ぜることなく、良質なお米だけで販売したいのです。


   稲造米は、その履歴を稲造が保証します。

 

 稲造選定の専業農家だけから集めたあきたこまち、コシヒカリ、そしてつや姫が、稲造米第一の特長です。

 

 作る人、売る人、食べる人。三者三方が幸せになれる稲造米を目指しています。

 

 

稲造米の生産者一覧

 

〇秋田県

 あきたこまち、コシヒカリ、つや姫

・(農)かみさんない (秋田市石見三内) 

・戸田博久さん(横手市大雄)

・戸巻美紀夫さん (横手市大雄)

・鎌田勝吉さん (秋田市金足) 

 

〇石川県

 特上米コシヒカリ(無農薬)

・(株)六星 (白山市松任) 

横手市の戸田さん
横手市の戸田さん
石見三内の生産者・田口さん
石見三内の生産者・田口さん
石川県(株)六星の生産スタッフ
石川県(株)六星の生産スタッフ

3. 等級とサイズの選別

 

 日本のお米には、整粒歩合に応じて1等から3等、規格外と4つの等級があります。

玄米検査。水分15%以下が良好
玄米検査。水分15%以下が良好

 整粒歩合とは、字の通り、玄米がきれいにそろっているかどうかのレベルです。お米は育成過程で障害を受けることにより、着色することがあります。これが1000粒に1粒以下の割合だと、晴れて1等米という基準になります。

 

 サイズ規格もあります。収穫されたお米は大きさがバラバラで粒がそんなにそろっていないのですが、玄米の横幅に応じて最大1.9ミリから0.5ミリ刻みで1.75くらいまでのサイズがあります。

 

 地方によって基準は異なりますが、東北はおおむね大き目。北陸はバラバラ。それ以南の関東から九州までは、おおむね1.85か1.80という、稲造のスタンダードサイズである1.9ミリから見ればもはや小粒サイズです。

 

 玄米の見た目が美しさだけではなく、大粒かつ粒ぞろい。これがおいしいお米の第一条件になります。

 

海原雄山も納得?一等米あきたこまち
海原雄山も納得?一等米あきたこまち

 

 粒がふぞろいで小さいと、まず、食感が劣ります。

 

 「美味しんぼ」の第8巻において、美食家にして陶芸家の海原雄山氏が、

 

 「粒のそろっていない米はだめだ!」

 

と、おなじみの上から目線で喝破しておりましたが、実際その通りだと思います。

 

 本当においしいご飯は、小粒でそろっているのではなく、大粒でそろっていなくてはなりません。雄山氏のように、使用人に一粒一粒そろえさせるまでしなくてもいいわけですが…。

 

参考:Rocket News24

美味しんぼの海原雄山が絶賛したコメの炊き方は本当にウマいのか?DangDang気になってきたので試してみた/コメの大きさを一粒ずつそろえて炊く

 

 普段は関東や関西のスーパーで、いろいろ混ざったお徳用のお米しか買わない人には、食べた瞬間、はっきりとわかるくらいの違いだと思います。

 

 規格の落ちる2等米の1.85ミリ以下のお米というのは、最上級のお米と比べてしまうと、

 

 「本当に同じあきたこまちやコシヒカリなのか…」

 

と思えるほど、本当に見た目も悪いものです。米粒の選別というのは、それだけ大切です。選別していないお米は、当然安くなります。

 

 稲造米穀店は、「1等米かつ最大サイズの1.9ミリ幅の玄米だけ」という高基準をクリアしたお米だけを仕入れています。

 

 現在、シンガポールではなぜか、本当になぜか、日本で出回るものよりはるかに安価な日本米が、輸入されてきています。

 

 ジャポニカ種としてシンガポール市場で強いアメリカ米に競争できるようなコストにするため、相当に古い、品質が劣った、もはや加工用や飼料用に回るレベルのお米が輸出されているのだと想像できます。

 

 しかし、日本人が日本で普段食べることのないお米は、もはや「高品質」がセールスポイントの日本産品ではありあせん。

 

 同じ「日本米」というカテゴリーですが、弊社のお米とは全く別種であると思っていただけますと幸いです。

4.秋田からの一貫した冷温管理

 

 一般的に、玄米は15度以下で保存しなければならないといわれています。

 

 秋田港から玄米を輸入するときは、15度のリーファー(冷蔵)コンテナを利用しています。稲造米は、日本レベルの品質を維持したまま、約3週間かけてシンガポールに到着します。

リーファーコンテナ内部は冷蔵庫と同じ材質。
リーファーコンテナ内部は冷蔵庫と同じ材質。
ドライコンテナ。内部は鉄板と木で、エアコンや換気設備がないため、60度以上なる。日本精米のお米は、ほぼこれで輸入されている
ドライコンテナ。内部は鉄板と木で、エアコンや換気設備がないため、60度以上なる。日本精米のお米は、ほぼこれで輸入されている
リーファーコンテナ前面にある温度管理パネル
リーファーコンテナ前面にある温度管理パネル

 一方、シンガポールのスーパーで見かける日本米や日本品種は、日本で精米された古いお米である上に、ほとんどが内部が60度以上に達するドライコンテナで輸入されてきます。

 

 輸送費がコンテナチャーターなら3倍、混載なら8倍程度も安価なためです。

 

 夏場は2-3週間もの間、日本から一貫してこの温度でお米が運ばれてくるのです。シンガポールのみならず、外国で食べる日本や他国産のお米が美味しくない最大の所以は、コストを抑えるための、この杜撰な温度管理にあります。

 

 安く仕上げるために、一番大切な日本米の高品質性を犠牲にしているのです。白米は見た目に変化が表れませんから、なおさらです。この運搬方法は、米好きの米屋にして生まれも育ちも秋田県人として、心が痛みます。 

 

 ちなみに、玄米は長期の高温には弱いため、ドライコンテナではすぐに腐食してしまいます。

 

 さて、15度という温度管理帯は、1年以上の長期保管をする場合。

 

 玄米は、まだ胚芽が残った植物ですから、この胚芽の部分が呼吸しています。つまり、酸素を使うことで酸化が起こり、劣化していくのですが、15度以下になると玄米が完全な冬眠状態に入ることで、酸素を使わなくなります。

冷温保管庫の様子
冷温保管庫の様子

 日本での管理帯は15度ですが、シンガポールの弊社倉庫では、18℃で管理しています。

 

 なぜなら、まず3-4か月ですべて売り切る量で輸入しているために、20℃以下であれば玄米の劣化はまず見られないこと。

 

 さらに、倉庫の温度と精米時の温度が異なり過ぎると、その差によって精米されたお米に水分が付着し、お米の食味を落としてしまうからです。つまり、15度保管の場合は、24時間ほど常温下において、玄米の温度を上げておく必要が出てきます。

 

 そうなると、注文が来たらすぐ、というタイムリーな精米ができなくなってしまいます。

 

 そのため、こまめに倉庫からだし、すぐに精米して出荷することを前提に保管するのであれば、弊社の小さな冷温倉庫なら18℃がベストなのではないかと判断しています。

 

5.スピード出荷、翌営業日内にお届け

 

 午前11時までのご注文なら

 

 「即日精米、翌営業日中にはお届け」

 

という、シンガポール最速、小さな精米機で小回りが利くゆえに最もフレッシュなお米をお召し上がりいただくことが可能です。

 

 弊社倉庫を離れて、配達中の短い間だけ常温化に置くことになります。しかし、「お米」という水分含有量15%以下の商品特性上、最大4,5日なら、食味に影響が出ることはありません。

 

   商品発送日から日祝を挟む場合は、お米はいったん、配送業者の倉庫内で保管されます。お客様のもとにお届けされるのは、最大でもせいぜい2日程度です。

 

 配達中は車の中といっても、配送車両の荷台には直射日光も当たらず、エアコンつけっぱなしですから、涼しいものです。決して、サウナのような真夏の車の中ではありません。

 

 まして、当日や翌日の配達では、品質上、まずもって影響は皆無ですから、ご安心ください。